消費者安全法

# 平成二十一年法律第五十号 #
略称 : 消費者庁関連三法 

第三十八条 # 消費者への注意喚起等

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

内閣総理大臣は、第十二条第一項 若しくは第二項 又は第二十九条第一項 若しくは第二項の規定による通知を受けた場合 その他消費者事故等の発生に関する情報を得た場合において、当該消費者事故等による被害の拡大 又は当該消費者事故等と同種 若しくは類似の消費者事故等の発生(以下「消費者被害の発生 又は拡大」という。)の防止を図るため消費者の注意を喚起する必要があると認めるときは、当該消費者事故等の態様、当該消費者事故等による被害の状況 その他の消費者被害の発生 又は拡大の防止に資する情報を都道府県 及び市町村に提供するとともに、これを公表するものとする。

2項

内閣総理大臣は、第十二条第一項 若しくは第二項 又は第二十九条第一項 若しくは第二項の規定による通知を受けた場合 その他消費者事故等の発生に関する情報を得た場合において、消費者被害の発生 又は拡大の防止を図るために相当であると認めるときは、関係行政機関の長等に対し、消費者被害の発生 又は拡大の防止に資する情報を提供することができる。

3項

内閣総理大臣は、第一項の規定による公表をした場合においては、独立行政法人国民生活センター法平成十四年法律第百二十三号)第四十四条第一項の規定によるほか、国民生活センターに対し、第一項の消費者被害の発生又は拡大の防止に資する情報の消費者に対する提供に関し必要な措置をとることを求めることができる。

4項

独立行政法人国民生活センター法第四十四条第二項の規定は、前項の場合について準用する。