温泉法

# 昭和二十三年法律第百二十五号 #

第十四条の二 # 温泉の採取の許可

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

温泉源からの温泉の採取を業として行おうとする者は、温泉の採取の場所ごとに、環境省令で定めるところにより、都道府県知事に申請してその許可を受けなければならない。


ただし第十四条の五第一項の確認を受けた者が当該確認に係る温泉の採取の場所において採取する場合は、この限りでない。

2項

都道府県知事は、前項の許可の申請があつたときは、当該申請が次の各号いずれかに該当する場合を除き同項許可をしなければならない。

一 号

当該申請に係る温泉の採取のための施設の位置、構造 及び設備 並びに当該採取の方法が採取に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害の防止に関する環境省令で定める技術上の基準に適合しないものであると認めるとき。

二 号

申請者がこの法律の規定により罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者であるとき。

三 号

申請者が第十四条の九第一項第三号 及び第四号に係る部分に限る)の規定により前項の許可を取り消され、その取消しの日から二年を経過しない者であるとき。

四 号

申請者が法人である場合において、その役員が前二号いずれかに該当する者であるとき。

3項

第四条第二項 及び第三項の規定は、第一項の許可について準用する。


この場合において、

同条第三項
温泉の保護、可燃性天然ガスによる災害の防止 その他公益上」とあるのは、
「可燃性天然ガスによる災害の防止上」と

読み替えるものとする。