預金等に係る不当契約の取締に関する法律

# 昭和三十二年法律第百三十六号 #

第二条 # 預金等に係る不当契約の禁止


1項

金融機関に預金等をする者は、当該預金等に関し、特別の金銭上の利益を得る目的で、特定の第三者と通じ、当該金融機関を相手方として、当該預金等に係る債権を担保として提供することなく、 当該金融機関がその者の指定する特定の第三者に対し資金の融通をし、又は当該第三者のために債務の保証をすべき旨を約してはならない。

2項

金融機関に預金等をすることについて媒介をする者は、当該預金等に関し、当該預金等をする者に特別の金銭上の利益を得させる目的で、特定の第三者と通じ、又は自己のために、 当該金融機関を相手方として、当該預金等に係る債権を担保として提供することなく、当該金融機関がその者の指定する特定の第三者 若しくは自己に対し資金の融通をし、又は その者の指定する特定の第三者 若しくは自己のために債務の保証をすべき旨を約してはならない。