不動産登記法

# 平成十六年法律第百二十三号 #
略称 : 新不動産登記法  不登法 

第八十六条 # 建物を新築する場合の不動産工事の先取特権の保存の登記

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第六十三号による改正

1項

建物を新築する場合における不動産工事の先取特権の保存の登記については、当該建物の所有者となるべき者を登記義務者とみなす。


この場合においては、第二十二条本文の規定は、適用しない

2項

前項の登記の登記事項は、第五十九条各号 及び第八十三条第一項各号第三号除く)に掲げるもののほか、次のとおりとする。

一 号

新築する建物 並びに当該建物の種類、構造 及び床面積は設計書による旨

二 号

登記義務者の氏名 又は名称 及び住所

3項

前項第一号の規定は、所有権の登記がある建物の附属建物を新築する場合における不動産工事の先取特権の保存の登記について準用する。