主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律

# 平成六年法律第百十三号 #
略称 : 主要食糧需給価格安定法 

第四十二条 # 麦等の輸入を目的とする買入れ及び当該麦の売渡し

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

政府は、麦等(麦 その他政令で定めるもの 及びこれらを加工し、又は調製したものであって政令で定めるものをいう。第五項 及び次条から 第四十五条までにおいて同じ。)の輸入を目的とする買入れを行うことができる。

2項

政府は、前項の輸入を目的とする買入れに係る麦を、随意契約により売り渡すものとする。


ただし、農林水産大臣が随意契約によることを不適当と認める場合には、入札の方法による一般競争契約 又は指名競争契約のうち農林水産大臣が選択する競争契約により売り渡すものとする。

3項

第一項の輸入を目的とする買入れに係る麦を前項の規定により売り渡す場合の価格は、国際約束に従って農林水産大臣が定めて告示する額を、当該麦の買入れの価格に加えて得た額を超えてはならない。

4項

第一項の規定による麦の買入れ 及び第二項の規定による 当該麦の売渡しは、麦の適切な供給 及び麦の備蓄の円滑な運営を図るため、需給見通しに即して行うものとする。

5項

第三十条第二項の規定は、第一項の麦等の買入れについて準用する。