仮登記担保契約に関する法律

# 昭和五十三年法律第七十八号 #

第五条 # 物上代位権者等に対する通知


1項

第二条第一項の規定による通知が債務者等に到達した時において、担保仮登記後に登記(仮登記を含む。)がされている先取特権、質権 若しくは抵当権を有する者 又は後順位の担保仮登記の権利者があるときは、債権者は、遅滞なく、これらの者に対し、同項の規定による通知をした旨、その通知が債務者等に到達した日 及び同条の規定により債務者等に通知した事項を通知しなければならない。

2項

第二条第一項の規定による通知が債務者等に到達した時において、担保仮登記に基づく本登記につき 登記上利害関係を有する第三者(前項の規定による通知を受けるべき者を除く)があるときは、債権者は、遅滞なく、その第三者に対し、同条第一項の規定による通知をした旨 及び同条の規定により債務者等に通知した債権等の額を通知しなければならない。

3項

前二項の規定による通知は、通知を受ける者の登記簿上の住所 又は事務所にあてて発すれば足りる。