健康保険法

# 大正十一年法律第七十号 #
略称 : 健保法 

第百八十一条 # 延滞金

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十一号による改正

1項

前条第一項の規定によって督促をしたときは、保険者等は、徴収金額に、納期限の翌日から徴収金完納 又は財産差押えの日の前日までの期間の日数に応じ、年十四・六パーセント当該督促が保険料に係るものであるときは、当該納期限の翌日から三月を経過する日までの期間については、年七・三パーセント)の割合を乗じて計算した延滞金を徴収する。


ただし次の各号いずれかに該当する場合 又は滞納につきやむを得ない事情があると認められる場合は、この限りでない。

一 号

徴収金額が千円未満であるとき。

二 号

納期を繰り上げて徴収するとき。

三 号
納付義務者の住所 若しくは居所が国内にないため、又はその住所 及び居所がいずれも明らかでないため、公示送達の方法によって督促をしたとき。
2項

前項の場合において、徴収金額の一部につき納付があったときは、その納付の日以後の期間に係る延滞金の計算の基礎となる徴収金は、その納付のあった徴収金額を控除した金額による。

3項

延滞金を計算するに当たり、徴収金額に千円未満の端数があるときは、その端数は、切り捨てる。

4項

督促状に指定した期限までに徴収金を完納したとき、又は前三項の規定によって計算した金額が百円未満であるときは、延滞金は、徴収しない。

5項

延滞金の金額に百円未満の端数があるときは、その端数は、切り捨てる。