全国新幹線鉄道整備法

# 昭和四十五年法律第七十一号 #
略称 : 全幹法  新幹線整備法 

第十三条 # 建設費用の負担等


1項

機構が行う新幹線鉄道の建設に関する工事に要する費用(営業主体から支払を受ける新幹線鉄道に係る鉄道施設の貸付料 その他の機構の新幹線鉄道に係る業務に係る収入をもつて充てるものとして政令で定めるところにより算定される額に相当する部分を除く)は、政令で定めるところにより、国 及び当該新幹線鉄道の存する都道府県が負担する。

2項

都道府県は、その区域内の市町村で当該新幹線鉄道の建設により利益を受けるものに対し、その利益を受ける限度において、当該都道府県が前項の規定により負担すべき負担金の一部を負担させることができる。

3項

前項の規定により市町村が負担すべき金額は、当該市町村の意見を聴いた上、当該都道府県の議会の議決を経て定めなければならない。

4項

地方公共団体は、第一項 及び第二項に規定するもののほか、新幹線鉄道に関し、その建設に要する土地の取得のあつせん その他必要な措置を講ずるよう努めるものとする。