公営住宅法

# 昭和二十六年法律第百九十三号 #

第三十六条 # 公営住宅建替事業の施行の要件

@ 施行日 : 令和四年四月一日 ( 2022年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第七号による改正

1項

公営住宅建替事業は、次に掲げる要件に該当する場合に施行することができる。

一 号

公営住宅建替事業により除却すべき公営住宅が市街地の区域 又は市街化が予想される区域内の政令で定める規模以上の一団の土地に集団的に存していること。

二 号

公営住宅建替事業により除却すべき公営住宅の大部分が第四十四条第一項の耐用年限の二分の一を経過していること又はその大部分につき公営住宅としての機能が災害 その他の理由により相当程度低下していること。

三 号

公営住宅建替事業により新たに整備すべき公営住宅の戸数が当該事業により除却すべき公営住宅の戸数以上であること。


ただし、当該土地の区域において道路、公園 その他の都市施設に関する都市計画が定められている場合、当該土地の区域において新たに社会福祉法昭和二十六年法律第四十五号第六十二条第一項に規定する社会福祉施設 又は公共賃貸住宅を整備する場合 その他特別の事情がある場合には、当該除却すべき公営住宅のうち次条第一項の承認の申請をする日において入居者の存する公営住宅の戸数を超えれば足りる。

四 号

公営住宅建替事業により新たに整備すべき公営住宅が耐火性能を有する構造の公営住宅であること。