公営住宅法

# 昭和二十六年法律第百九十三号 #

第十条 # 災害の場合の借上げに係る公営住宅の建設又は改良に係る国の補助の特例

@ 施行日 : 令和四年四月一日 ( 2022年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第七号による改正

1項

国は、第八条第一項各号の一に該当する場合において、事業主体が災害により滅失した住宅に居住していた低額所得者に転貸するため公営住宅の借上げを行い、当該借上げに係る住宅 又はその附帯施設の建設 又は改良を行う者に対し前条第一項の規定により補助金を交付するときは、同条第三項の規定にかかわらず、住宅共用部分工事費に対して当該事業主体が補助する額(その額が住宅共用部分工事費の五分の四に相当する額を超える場合においては、当該五分の四に相当する額)に二分の一を乗じて得た額を補助するものとする。


ただし、当該災害により滅失した住宅の戸数の三割に相当する戸数(第八条第一項 又は第十七条第二項 若しくは第三項の規定による国の補助に係る公営住宅(この項本文の規定による国の補助に係るものを除く)で当該災害により滅失した住宅に居住していた低額所得者に賃貸 又は転貸をするものがある場合にあつては、これらの戸数を控除した戸数)を超える分については、この限りでない。

2項

前条第五項 及び第六項の規定は、前項の規定による国の補助金額の算定について準用する。