公職選挙法

# 昭和二十五年法律第百号 #

第百六十七条 # 選挙公報の発行

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第五十二号による改正

1項

衆議院(小選挙区選出)議員、参議院(選挙区選出)議員 又は都道府県知事の選挙においては、都道府県の選挙管理委員会は、公職の候補者の氏名、経歴、政見等を掲載した選挙公報を、選挙(選挙の一部無効による再選挙を除く)ごとに、一回発行しなければならない。


この場合において、衆議院(小選挙区選出)議員 又は参議院(選挙区選出)議員の選挙については、公職の候補者の写真を掲載しなければならない。

2項

都道府県の選挙管理委員会は、衆議院(比例代表選出)議員の選挙においては衆議院名簿届出政党等の名称 及び略称、政見、衆議院名簿登載者の氏名、経歴 及び当選人となるべき順位等を掲載した選挙公報を、参議院(比例代表選出)議員の選挙においては参議院名簿届出政党等の名称 及び略称、政見、参議院名簿登載者の氏名、経歴 及び写真(第八十六条の三第一項後段の規定により優先的に当選人となるべき候補者としてその氏名 及び当選人となるべき順位が参議院名簿に記載されている者である参議院名簿登載者にあつては、氏名、経歴 及び当選人となるべき順位。次条第三項 及び第百六十九条第六項において同じ。)等を掲載した選挙公報を、選挙(選挙の一部無効による再選挙を除く)ごとに、一回発行しなければならない。

3項

選挙公報は、選挙区ごとに(選挙区がないときは選挙の行われる区域を通じて)、発行しなければならない。

4項

特別の事情がある区域においては、選挙公報は、発行しない。

5項

前項の規定により選挙公報を発行しない区域は、 都道府県の選挙管理委員会が定める。