公職選挙法

# 昭和二十五年法律第百号 #

第百十一条 # 議員又は長の欠けた場合等の通知

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第五十二号による改正

1項

衆議院議員、参議院議員 若しくは地方公共団体の議会の議員に欠員を生じた場合 又は地方公共団体の長が欠け 若しくはその退職の申立てがあつた場合においては、次の区分により、その旨を通知しなければならない。

一 号

衆議院(小選挙区選出)議員 及び参議院(選挙区選出)議員については、国会法第百十条の規定によりその欠員を生じた旨の通知があつた日から五日以内に、内閣総理大臣は総務大臣に通知し、総務大臣は都道府県知事を経て都道府県の選挙管理委員会(参議院合同選挙区選挙により選出された参議院選挙区選出議員については、合同選挙区都道府県の知事を経て参議院合同選挙区選挙管理委員会)に

二 号

衆議院(比例代表選出)議員 及び参議院(比例代表選出)議員については、国会法第百十条の規定によりその欠員を生じた旨の通知があつた日から五日以内に、内閣総理大臣は総務大臣に通知し、総務大臣は中央選挙管理会に

三 号

地方公共団体の議会の議員については、その欠員を生じた日から五日以内に、その地方公共団体の議会の議長から当該都道府県 又は市町村の選挙管理委員会に

四 号

地方公共団体の長については、その欠けた場合には欠けた日から五日以内にその職務を代理する者から、その退職の申立てがあつた場合には申立ての日から五日以内に地方公共団体の議会の議長から、当該都道府県 又は市町村の選挙管理委員会に

2項

前項の通知を受けた選挙管理委員会、参議院合同選挙区選挙管理委員会 又は中央選挙管理会は、次条の規定の適用があると認めるときは、議員が欠員となつた旨 又は長が欠け 若しくはその退職の申立てがあつた旨を、直ちに当該選挙長に通知しなければならない。

3項

地方自治法第九十条第三項 又は第九十一条第三項の規定により地方公共団体の議会の議員の定数を増加した場合においては、当該条例施行の日から五日以内にその地方公共団体の議会の議長から当該都道府県 又は市町村の選挙管理委員会にその旨を通知しなければならない。