公職選挙法

# 昭和二十五年法律第百号 #

第百十二条 # 議員又は長の欠けた場合等の繰上補充

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第五十二号による改正

1項

衆議院(小選挙区選出)議員の欠員が生じた場合において、第九十五条第二項の規定の適用を受けた得票者で当選人とならなかつたものがあるときは、選挙会を開き、その者の中から当選人を定めなければならない。

2項

衆議院(比例代表選出)議員の欠員が生じた場合において、 当該議員に係る衆議院名簿の衆議院名簿登載者で当選人とならなかつたものがあるときは、選挙会を開き、その者の中から、その衆議院名簿における当選人となるべき順位に従い、 当選人を定めなければならない。

3項

第九十五条の二第五項 及び第六項の規定は、前項の場合について準用する。

4項

第二項の規定は、参議院(比例代表選出)議員の欠員が生じた場合について準用する。


この場合において、

同項
衆議院名簿の衆議院名簿登載者」とあるのは
「参議院名簿の参議院名簿登載者」と、

その衆議院名簿」とあるのは
「その参議院名簿に係る参議院名簿登載者の間」と

読み替えるものとする。

5項

参議院(選挙区選出)議員 又は地方公共団体の議会の議員の欠員が、 当該議員の選挙の期日から三箇月以内に生じた場合において第九十五条第一項ただし書の規定による得票者で当選人とならなかつたものがあるとき又は当該議員の選挙の期日から三箇月経過後に生じた場合において同条第二項の規定の適用を受けた得票者で当選人とならなかつたものがあるときは、選挙会を開き、その者の中から当選人を定めなければならない。

6項

地方公共団体の長が欠け 又は その退職の申立があつた場合において、第九十五条第二項の規定の適用を受けた得票者で当選人とならなかつたものがあるときは、選挙会を開き、その者の中から当選人を定めなければならない。

7項

第九十八条の規定は、前各項の場合について準用する。

8項

選挙長は、前条第二項の通知を受けた日から二十日以内に、 選挙会を開き、当選人を定めなければならない。