公職選挙法

# 昭和二十五年法律第百号 #

第百四十九条 # 新聞広告

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第五十二号による改正

1項

衆議院(小選挙区選出)議員の選挙については、候補者は、総務省令で定めるところにより、同一寸法で、いずれかの新聞に、選挙運動の期間中、五回を限り、選挙に関して広告をし、候補者届出政党は、総務省令で定めるところにより、当該都道府県における当該候補者届出政党の届出候補者の数(十六人を超える場合においては、十六人とする。)に応じて総務省令で定める寸法で、いずれかの新聞に、選挙運動の期間中、総務省令で定める回数を限り、選挙に関して広告をすることができる。

2項

衆議院(比例代表選出)議員の選挙については、衆議院名簿届出政党等は、総務省令で定めるところにより、当該選挙区における当該衆議院名簿届出政党等の衆議院名簿登載者の数(二十八人を超える場合においては、二十八人とする。以下この章において同じ。)に応じて総務省令で定める寸法で、いずれかの新聞に、選挙運動の期間中、総務省令で定める回数を限り、選挙に関して広告をすることができる。

3項

参議院(比例代表選出)議員の選挙については、参議院名簿届出政党等は、総務省令で定めるところにより、参議院名簿登載者の数(二十五人を超える場合においては、二十五人とする。以下この章において同じ。)に応じて総務省令で定める寸法で、いずれかの新聞に、選挙運動の期間中、総務省令で定める回数を限り、選挙に関して広告をすることができる。

4項

衆議院議員 又は参議院(比例代表選出)議員の選挙以外の選挙については、公職の候補者は、総務省令で定めるところにより、同一寸法で、いずれか一の新聞に、選挙運動の期間中、二回参議院選挙区選出議員の選挙にあつては五回参議院合同選挙区選挙にあつては、十回)、都道府県知事の選挙にあつては四回)を限り、選挙に関して広告をすることができる。

5項

前各項の広告を掲載した新聞紙は、第百四十二条 又は第百四十三条の規定にかかわらず、新聞紙の販売を業とする者が、通常の方法(定期購読者以外の者に対して頒布する新聞紙については、有償でする場合に限る)で頒布し 又は都道府県の選挙管理委員会の指定する場所に掲示することができる。

6項

衆議院議員、参議院議員 又は都道府県知事の選挙においては、無料で第一項から第四項までの規定による新聞広告をすることができる。


ただし、衆議院(比例代表選出)議員の選挙にあつては当該衆議院名簿届出政党等の当該選挙区における得票総数が当該選挙区における有効投票の総数の百分の二以上、参議院(比例代表選出)議員の選挙にあつては当該参議院名簿届出政党等の得票総数(当該参議院名簿届出政党等に係る各参議院名簿登載者(当該選挙の期日において公職の候補者たる者に限る)の得票総数を含むものをいう。)が当該選挙における有効投票の総数の百分の一以上である場合に限る