刑法

# 明治四十年法律第四十五号 #

第百五十五条 # 公文書偽造等

@ 施行日 : 令和七年七月二十二日 ( 2023年 7月13日 )
@ 最終更新 : 令和七年法律第二十六号

1項

行使の目的で、次の各号に掲げるいずれかの行為をした者は、一年以上十年以下の拘禁刑に処する。

一 号

公務所 若しくは公務員の印章 若しくは署名(以下この章第百六十五条 及び第百六十七条において「印章等」という。)を使用して公務所 若しくは公務員の作成すべき文書 若しくは図画(以下この章 において「文書等」という。)を偽造し、又は偽造した公務所 若しくは公務員の印章等を使用して公務所 若しくは公務員の作成すべき文書等を偽造する行為

二 号

公務所 若しくは公務員の電磁的記録印章等(印章等として表示されることとなる電磁的記録をいう。以下この章第百六十五条 及び第百六十七条において同じ。)を使用して公務所 若しくは公務員の作成すべき電磁的記録文書等(文書等として表示されて行使されることとなる電磁的記録をいう。以下この章 において同じ。)を偽造し、又は偽造した公務所 若しくは公務員の電磁的記録印章等を使用して公務所 若しくは公務員の作成すべき電磁的記録文書等を偽造する行為

2項

公務所 若しくは公務員が押印し 若しくは署名した文書等 又は公務所 若しくは公務員が電磁的記録印章等を使用して作成した電磁的記録文書等を変造した者も、前項と同様とする。

3項

前二項に規定するもののほか、公務所 若しくは公務員の作成すべき文書等 若しくは電磁的記録文書等を偽造し、又は公務所 若しくは公務員が作成した文書等 若しくは電磁的記録文書等を変造した者は、三年以下の拘禁刑 又は二十万円以下の罰金に処する。