医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

# 昭和三十五年法律第百四十五号 #
略称 : 薬事法  医薬品医療機器等法 

第一条の五 # 医薬関係者の責務

@ 施行日 : 令和五年一月一日 ( 2023年 1月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第四十七号による改正

1項

医師、歯科医師、薬剤師、獣医師 その他の医薬関係者は、医薬品等の有効性 及び安全性 その他 これらの適正な使用に関する知識と理解を深めるとともに、これらの使用の対象者(動物への使用にあつては、その所有者 又は管理者。第六十八条の四第六十八条の七第三項 及び第四項第六十八条の二十一 並びに第六十八条の二十二第三項 及び第四項において同じ。)及びこれらを購入し、又は譲り受けようとする者に対し、これらの適正な使用に関する事項に関する正確かつ適切な情報の提供に努めなければならない。

2項

薬局において調剤 又は調剤された薬剤若しくは医薬品の販売 若しくは授与の業務に従事する薬剤師は、薬剤 又は医薬品の適切かつ効率的な提供に資するため、 医療を受ける者の薬剤 又は医薬品の使用に関する情報を他の医療提供施設(医療法昭和二十三年法律第二百五号第一条の二第二項に規定する医療提供施設をいう。以下同じ。)において診療 又は調剤に従事する医師 若しくは歯科医師 又は薬剤師に提供することにより、医療提供施設相互間の業務の連携の推進に努めなければならない。

3項

薬局開設者は、医療を受ける者に必要な薬剤 及び医薬品の安定的な供給を図るとともに、当該薬局において薬剤師による前項の情報の提供が円滑になされるよう配慮しなければならない。