医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

# 昭和三十五年法律第百四十五号 #
略称 : 薬事法  医薬品医療機器等法 

第七十条 # 廃棄等

@ 施行日 : 令和五年一月一日 ( 2023年 1月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第四十七号による改正

1項

厚生労働大臣 又は都道府県知事は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器 又は再生医療等製品を業務上取り扱う者に対して、第四十三条第一項の規定に違反して貯蔵され、若しくは陳列されている医薬品 若しくは再生医療等製品、同項の規定に違反して販売され、若しくは授与された医薬品 若しくは再生医療等製品、同条第二項の規定に違反して貯蔵され、若しくは陳列されている医療機器、同項の規定に違反して販売され、貸与され、若しくは授与された医療機器、同項の規定に違反して電気通信回線を通じて提供された医療機器プログラム、第四十四条第三項第五十五条第六十条第六十二条第六十四条第六十五条の四 及び第六十八条の十九において準用する場合を含む。)、第五十五条の二第六十条第六十二条第六十四条 及び第六十五条の四において準用する場合を含む。)、第五十六条第六十条 及び第六十二条において準用する場合を含む。)、第五十七条第二項第六十条第六十二条 及び第六十五条の四において準用する場合を含む。)、第六十五条第六十五条の五 若しくは第六十八条の二十に規定する医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器 若しくは再生医療等製品、第二十三条の四の規定により基準適合性認証を取り消された医療機器 若しくは体外診断用医薬品、第七十四条の二第一項 若しくは第三項第三号 若しくは第五号から 第七号までこれらの規定(同項第五号除く)を第七十五条の二の二第二項において準用する場合を含む。)の規定により第十四条 若しくは第十九条の二の承認を取り消された医薬品、医薬部外品 若しくは化粧品、第二十三条の二の五 若しくは第二十三条の二の十七の承認を取り消された医療機器 若しくは体外診断用医薬品、第二十三条の二十五 若しくは第二十三条の三十七の承認を取り消された再生医療等製品、第七十五条の三の規定により第十四条の三第一項第二十条第一項において準用する場合を含む。)の規定による第十四条 若しくは第十九条の二の承認を取り消された医薬品、第七十五条の三の規定により第二十三条の二の八第一項第二十三条の二の二十第一項において準用する場合を含む。)の規定による第二十三条の二の五 若しくは第二十三条の二の十七の承認を取り消された医療機器 若しくは体外診断用医薬品、第七十五条の三の規定により第二十三条の二十八第一項第二十三条の四十第一項において準用する場合を含む。)の規定による第二十三条の二十五 若しくは第二十三条の三十七の承認を取り消された再生医療等製品 又は不良な原料 若しくは材料について、廃棄、回収 その他公衆衛生上の危険の発生を防止するに足りる措置をとるべきことを命ずることができる。

2項

厚生労働大臣は、第五十六条の二第六十条第六十二条第六十四条 及び第六十五条の四において準用する場合を含む。)の規定に違反して医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器 又は再生医療等製品を輸入しようとする者 又は輸入した者に対して、その医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器 又は再生医療等製品の廃棄 その他 公衆衛生上の危険の発生を防止するに足りる措置をとるべきことを命ずることができる。

3項

厚生労働大臣、都道府県知事、保健所を設置する市の市長 又は特別区の区長は、前二項の規定による命令を受けた者がその命令に従わないとき、又は緊急の必要があるときは、当該職員に、前二項に規定する物を廃棄させ、若しくは回収させ、又は その他の必要な処分をさせることができる。

4項

当該職員が前項の規定による処分をする場合には、第六十九条第八項の規定を準用する。