医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

# 昭和三十五年法律第百四十五号 #
略称 : 薬事法  医薬品医療機器等法 

第八十三条の四 # 動物用医薬品及び動物用再生医療等製品の使用の規制

@ 施行日 : 令和五年一月一日 ( 2023年 1月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第四十七号による改正

1項

農林水産大臣は、動物用医薬品 又は動物用再生医療等製品であつて、適正に使用されるのでなければ 対象動物の肉、乳 その他の食用に供される生産物で人の健康を損なうおそれのあるものが生産されるおそれのあるものについて、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、農林水産省令で、その動物用医薬品 又は動物用再生医療等製品を使用することができる対象動物、 対象動物に使用する場合における使用の時期その他の事項に関し使用者が遵守すべき基準を定めることができる。

2項

前項の規定により遵守すべき基準が定められた動物用医薬品 又は動物用再生医療等製品の使用者は、当該基準に定めるところにより、当該動物用医薬品 又は動物用再生医療等製品を使用しなければならない。


ただし、獣医師がその診療に係る対象動物の疾病の治療 又は予防のためやむを得ないと判断した場合において、農林水産省令で定めるところにより使用するときは、この限りでない。

3項

農林水産大臣は、前二項の規定による農林水産省令を制定し、又は改廃しようとするときは、厚生労働大臣の意見を聴かなければならない。