国土利用計画法

# 昭和四十九年法律第九十二号 #
略称 : 国土法 

第二十四条 # 土地の利用目的に関する勧告

@ 施行日 : 令和二年九月七日 ( 2020年 9月7日 )
@ 最終更新 : 令和二年法律第四十三号による改正

1項

都道府県知事は、前条第一項の規定による届出があつた場合において、その届出に係る土地に関する権利の移転 又は設定後における土地の利用目的に従つた土地利用が土地利用基本計画 その他の土地利用に関する計画(国土交通省令で定めるところにより、公表されているものに限る)に適合せず、当該土地を含む周辺の地域の適正かつ合理的な土地利用を図るために著しい支障があると認めるときは、土地利用審査会の意見を聴いて、その届出をした者に対し、その届出に係る土地の利用目的について必要な変更をすべきことを勧告することができる。

2項

前項の規定による勧告は、前条第一項の規定による届出があつた日から起算して三週間以内にしなければならない。

3項

都道府県知事は、前条第一項の規定による届出があつた場合において、実地の調査を行うため必要があるとき その他前項の期間内にその届出をした者に対し第一項の規定による勧告をすることができない合理的な理由があるときは、三週間の範囲内において、前項の期間を延長することができる。


この場合においては、その届出をした者に対し、同項の期間内に、その延長する期間 及びその期間を延長する理由を通知しなければならない。