国税徴収法

# 昭和三十四年法律第百四十七号 #

第百五十一条 # 換価の猶予の要件等

@ 施行日 : 令和六年六月十四日 ( 2024年 6月14日 )
@ 最終更新 : 令和六年法律第五十二号による改正

1項

税務署長は、滞納者が次の各号いずれかに該当すると認められる場合において、その者が納税について誠実な意思を有すると認められるときは、その納付すべき国税(国税通則法第四十六条第一項から第三項まで納税の猶予の要件等)又は次条第一項の規定の適用を受けているものを除く)につき滞納処分による財産の換価を猶予することができる。


ただし、その猶予の期間は、一年超えることができない

一 号
その財産の換価を直ちにすることによりその事業の継続 又はその生活の維持を困難にするおそれがあるとき。
二 号
その財産の換価を猶予することが、直ちにその換価をすることに比して、滞納に係る国税 及び最近において納付すべきこととなる国税の徴収上有利であるとき。
2項

税務署長は、前項の規定による換価の猶予 又は第百五十二条第三項換価の猶予に係る分割納付、通知等)において読み替えて準用する国税通則法第四十六条第七項の規定による換価の猶予の期間の延長をする場合において、必要があると認めるときは、滞納者に対し、財産目録、担保の提供に関する書類 その他の政令で定める書類 又は第百五十二条第一項の規定により分割して納付させるために必要となる書類の提出を求めることができる。