安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律

# 昭和三十一年法律第百六十号 #
略称 : 血液法 

第十二条 # 採血等の制限

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

次に掲げる物を製造する者がその原料とし、又は採血事業者 若しくは病院 若しくは診療所の開設者が次に掲げる物の原料とする目的で採血する場合を除いては、何人も、業として、人体から採血してはならない


ただし、治療行為として、又は輸血、医学的検査 若しくは学術研究のための血液を得る目的で採血する場合は、この限りでない。

一 号

血液製剤

二 号

医薬品(血液製剤を除く)、医療機器(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に規定する医療機器をいう。次号において同じ。)又は再生医療等製品

三 号

医薬品、- 医療機器 又は再生医療等製品の研究開発において試験に用いる物 その他の医療の質 又は保健衛生の向上に資する物として厚生労働省令で定める物

2項

何人も、業として、人体から採取された血液 又はこれから得られた物を原料として、前項各号に掲げる物以外の物を製造してはならない。


ただし、血液製剤の製造に伴つて副次的に得られた物 又は厚生労働省令で定めるところによりその本来の用途に適しないか 若しくは適しなくなつたとされる血液製剤を原料とする場合は、この限りでない。