抗告裁判所は、家事審判事件(別表第二に掲げる事項についての審判事件を除く。)の全部 又は一部が原裁判所の管轄に属しないと認める場合には、原審判を取り消さなければならない。
ただし、原審における審理の経過、事件の性質、抗告の理由等に照らして原審判を取り消さないことを相当とする特別の事情があると認めるときは、この限りでない。
抗告裁判所は、家事審判事件(別表第二に掲げる事項についての審判事件を除く。)の全部 又は一部が原裁判所の管轄に属しないと認める場合には、原審判を取り消さなければならない。
ただし、原審における審理の経過、事件の性質、抗告の理由等に照らして原審判を取り消さないことを相当とする特別の事情があると認めるときは、この限りでない。
抗告裁判所は、家事審判事件が管轄違いであることを理由として原審判を取り消すときは、その事件を管轄権を有する家庭裁判所に移送しなければならない。