家事事件手続法

# 平成二十三年法律第五十二号 #

第八十七条 # 即時抗告の提起の方式等

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第百二号による改正

1項

即時抗告は、抗告状を原裁判所に提出してしなければならない。

2項

抗告状には、次に掲げる事項を記載しなければならない。

一 号
当事者 及び法定代理人
二 号

原審判の表示 及びその審判に対して即時抗告をする旨

3項

即時抗告が不適法でその不備を補正することができないことが明らかであるときは、原裁判所は、これを却下しなければならない。

4項

前項の規定による審判に対しては、即時抗告をすることができる。

5項

前項の即時抗告は、一週間不変期間内にしなければならない。


ただし、その期間前に提起した即時抗告の効力を妨げない。

6項

第四十九条第四項 及び第五項の規定は、抗告状が第二項の規定に違反する場合 及び民事訴訟費用等に関する法律の規定に従い即時抗告の提起の手数料を納付しない場合について準用する。