少年警察活動規則

# 平成十四年国家公安委員会規則第二十号 #

第二条 # 定義

@ 施行日 : 令和四年四月一日 ( 2022年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年国家公安委員会規則第一号による改正

1項

この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

一 号

少年

少年法第二条第一項に規定する少年をいう。

二 号

特定少年

少年法第六十二条第一項に規定する特定少年をいう。

三 号

犯罪少年

少年法第三条第一項第一号に規定する少年をいう。

四 号

触法少年

少年法第三条第一項第二号に規定する少年をいう。

五 号

ぐ犯少年

少年法第三条第一項第三号に規定する少年(特定少年に該当する場合を除く)をいう。

六 号

非行少年

犯罪少年、触法少年 及びぐ犯少年をいう。

七 号

不良行為少年

非行少年には該当しないが、飲酒、喫煙、深夜はいかい その他自己 又は他人の徳性を害する行為(以下「不良行為」という。)をしている少年をいう。

八 号

被害少年

犯罪 その他少年の健全な育成を阻害する行為により被害を受けた少年をいう。

九 号

要保護少年

児童福祉法による福祉のための措置 又はこれに類する保護のための措置が必要と認められる少年(非行少年 又は児童虐待を受けたと思われる児童に該当する場合を除く)をいう。

十 号

児童虐待を受けたと思われる児童

児童虐待の防止等に関する法律第二条に規定する児童虐待を受けたと思われる児童をいう。

十一 号

低年齢少年

十四歳未満の者をいう。

十二 号

保護者

少年法第二条第二項に規定する者をいう。

十三 号

少年補導職員

少年相談(少年の非行の防止及び保護に関する相談をいう。以下同じ。)、継続補導(第八条第二項同条第五項第十四条第二項において準用する場合を含む。)の規定により読み替えて適用する場合 並びに第十三条第三項 及び第十四条第二項において準用する場合を含む。)の規定により行う継続的な補導をいう。)、被害少年に対する継続的な支援 その他の特に専門的な知識 及び技能を必要とする少年警察活動を行わせるため、当該活動に必要な知識 及び技能を有する都道府県警察の職員(警察官を除く)のうちから 警察本部長(警視総監 及び道府県警察本部長をいう。以下同じ。)が命じた者をいう。

十四 号

少年サポートセンター

警視庁、道府県警察本部 又は方面本部の内部組織のうち、少年補導職員 又は前号に規定する知識 及び技能を有する警察官(以下「少年補導職員等」という。)を配置し、専門的な知識 及び技能を必要とし、又は継続的に実施することを要する少年警察活動について中心的な役割を果たすための組織として警察本部長 及び方面本部長が定めるものをいう。