弁護士法

# 昭和二十四年法律第二百五号 #

第三十六条の二 # 弁護士法人の入会及び退会

@ 施行日 : 令和五年四月一日 ( 2023年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第四号による改正

1項

弁護士法人は、その成立の時に、主たる法律事務所の所在する地域の弁護士会(二個以上の弁護士会があるときは、当該弁護士法人が定款に記載した弁護士会)の会員となる。

2項

弁護士法人は、所属弁護士会の地域外に法律事務所を設け、又は移転したときは、法律事務所の新所在地(従たる法律事務所を設け、又は移転したときにあつては、主たる法律事務所の所在地)においてその旨の登記をした時に、当該法律事務所(従たる法律事務所を設け、又は移転したときにあつては、当該従たる法律事務所)の所在する地域の弁護士会(二個以上の弁護士会があるときは、当該弁護士法人が定款に記載した弁護士会)の会員となる。

3項

弁護士法人は、その法律事務所の移転 又は廃止により、所属弁護士会の地域内に法律事務所を有しないこととなつたときは、旧所在地(従たる法律事務所を移転し、又は廃止したときにあつては、主たる法律事務所の所在地)においてその旨の登記をした時に、当該弁護士会を退会するものとする。

4項

弁護士法人は、その法律事務所の所在地に二個以上の弁護士会がある場合に限り、定款を変更することにより、所属弁護士会を変更することができる。

5項

弁護士法人は、同一の地域にある複数の弁護士会に所属することはできない

6項

弁護士法人は、第二項 又は第四項の規定により、新たに弁護士会に入会したときは、入会の日から二週間以内に、登記事項証明書 及び定款の写しを添えて、その旨を当該弁護士会 及び日本弁護士連合会に届け出なければならない。

7項

弁護士法人は、第三項 又は第四項の規定により、所属弁護士会を退会したときは、退会の日から二週間以内に、その旨を当該弁護士会 及び日本弁護士連合会に届け出なければならない。