心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律

# 平成十五年法律第百十号 #
略称 : 心神喪失者等医療観察法 

第四十三条 # 入院等

@ 施行日 : 令和五年十一月十五日 ( 2023年 11月15日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第二十八号による改正

1項

前条第一項第一号の決定を受けた者は、厚生労働大臣が定める指定入院医療機関において、入院による医療を受けなければならない。

2項

前条第一項第二号の決定を受けた者は、厚生労働大臣が定める指定通院医療機関による入院によらない医療を受けなければならない。

3項

厚生労働大臣は、前条第一項第一号 又は第二号の決定があったときは、当該決定を受けた者が入院による医療を受けるべき指定入院医療機関 又は入院によらない医療を受けるべき指定通院医療機関(病院 又は診療所に限る次項 並びに第五十四条第一項 及び第二項第五十六条第五十九条第六十一条 並びに第百十条において同じ。)を定め、その名称 及び所在地を、当該決定を受けた者 及びその保護者並びに当該決定をした地方裁判所の所在地を管轄する保護観察所の長に通知しなければならない。

4項

厚生労働大臣は、前項の規定により定めた指定入院医療機関 又は指定通院医療機関を変更した場合は、変更後の指定入院医療機関 又は指定通院医療機関の名称 及び所在地を、当該変更後の指定入院医療機関 又は指定通院医療機関において医療を受けるべき者 及びその保護者 並びに当該医療を受けるべき者の当該変更前の居住地を管轄する保護観察所の長に通知しなければならない。