意匠法

# 昭和三十四年法律第百二十五号 #

第二十七条 # 専用実施権

@ 施行日 : 令和六年一月一日 ( 2024年 1月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第五十一号

1項

意匠権者は、その意匠権について専用実施権を設定することができる。


ただし、基礎意匠 又は関連意匠の意匠権についての専用実施権は、基礎意匠 及び全ての関連意匠の意匠権について、同一の者に対して同時に設定する場合に限り、設定することができる。

2項
専用実施権者は、設定行為で定めた範囲内において、業としてその登録意匠 又はこれに類似する意匠の実施をする権利を専有する。
3項

基礎意匠の意匠権が第四十四条第四項の規定により消滅したとき、無効にすべき旨の審決が確定したとき、又は放棄されたときは、当該基礎意匠に係る関連意匠の意匠権についての専用実施権は、全ての関連意匠の意匠権について同一の者に対して同時に設定する場合に限り、設定することができる。

4項

特許法第七十七条第三項から第五項まで移転等)、第九十七条第二項放棄)並びに第九十八条第一項第二号 及び第二項登録の効果)の規定は、専用実施権に準用する。