日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法

# 平成三年法律第七十一号 #
略称 : 入管特例法  出入国管理特例法 

第二十二条 # 退去強制の特例

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

特別永住者については、入管法第二十四条の規定による退去強制は、その者が次の各号いずれかに該当する場合に限って、することができる。

一 号

刑法明治四十年法律第四十五号第二編第二章 又は第三章に規定する罪により禁錮以上の刑に処せられた者。


ただし、刑の全部の執行猶予の言渡しを受けた者 及び同法第七十七条第一項第三号の罪により刑に処せられた者を除く

二 号

刑法第二編第四章に規定する罪により禁錮以上の刑に処せられた者

三 号

外国の元首、外交使節又は その公館に対する犯罪行為により禁錮以上の刑に処せられた者で、法務大臣においてその犯罪行為により日本国の外交上の重大な利益が害されたと認定したもの

四 号

無期 又は七年を超える懲役 又は禁錮に処せられた者で、法務大臣においてその犯罪行為により日本国の重大な利益が害されたと認定したもの

2項

法務大臣は、前項第三号の認定をしようとするときは、あらかじめ外務大臣と協議しなければならない。

3項

特別永住者に関しては、

入管法第二十七条第三十一条第三項第三十九条第一項第四十三条第一項第四十七条第一項第四十八条第六項第四十九条第四項 及び第六十二条第一項
第二十四条各号」とあり、
入管法第四十五条第一項
退去強制対象者(第二十四条各号のいずれかに該当し、かつ、出国命令対象者に該当しない外国人をいう。)」とあり、
並びに入管法第四十七条第三項第五十五条の二第四項 及び第六十三条第一項
退去強制対象者」とあるのは、
日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法第二十二条第一項各号」と

する。