森林法

# 昭和二十六年法律第二百四十九号 #

第一章 総則

分類 法律
カテゴリ   林業
@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第六十三号による改正
最終編集日 : 2024年 04月17日 20時59分


1項
この法律は、森林計画、保安林 その他の森林に関する基本的事項を定めて、森林の保続培養と森林生産力の増進とを図り、もつて国土の保全と国民経済の発展とに資することを目的とする。
1項

この法律において「森林」とは、左に掲げるものをいう。


但し、主として農地 又は住宅地 若しくはこれに準ずる土地として使用される土地 及びこれらの上にある立木竹を除く

一 号

木竹が集団して生育している土地 及びその土地の上にある立木竹

二 号

前号の土地の外、木竹の集団的な生育に供される土地

2項

この法律において「森林所有者」とは、権原に基き森林の土地の上に木竹を所有し、及び育成することができる者をいう。

3項

この法律において「国有林」とは、国が森林所有者である森林 及び国有林野の管理経営に関する法律昭和二十六年法律第二百四十六号第十条第一号に規定する分収林である森林をいい、「民有林」とは、国有林以外の森林をいう。

1項

この法律 又はこの法律に基く命令の規定によつてした処分、手続 その他の行為は、森林所有者、権原に基き森林の立木竹の使用 若しくは収益をする者 又は土地の所有者 若しくは占有者の承継人に対しても、その効力を有する。