死体取扱規則

# 平成二十五年国家公安委員会規則第四号 #

第五条 # 死体の引渡し

@ 施行日 : 令和二年十二月二十八日 ( 2020年 12月28日 )
@ 最終更新 : 令和二年国家公安委員会規則第十三号による改正

1項

警察署長は、法第四条第一項の規定による報告 又は死体に関する法令に基づく届出に係る死体(取扱死体を除く)について、当該死体を引き渡したとしてもその後 の犯罪捜査に支障を及ぼすおそれがないと認められる場合において、当該死体の身元が明らかになったときは、速やかに、遺族 その他当該死体を引き渡すことが適当と認められる者に対し、その後の犯罪捜査 又は公判に支障を及ぼさない範囲内においてその死因 その他参考となるべき事項の説明を行うとともに、着衣 及び所持品と共に当該死体を引き渡さなければならない。


ただし、当該者に引き渡すことができないときは、死亡地の市町村長(特別区の区長を含む。次項において同じ。)に引き渡すものとする。

2項

警察署長は、前項に規定する死体について、当該死体を引き渡したとしてもその後の犯罪捜査に支障を及ぼすおそれがないと認められる場合において、当該死体の身元を明らかにすることができないと認めるときは、遅滞なく、着衣 及び所持品と共に当該死体をその所在地の市町村長に引き渡すものとする。