法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律

# 平成十五年法律第四十号 #

第十六条 # 私立学校教職員共済法の特例

@ 施行日 : 令和六年六月十二日 ( 2024年 6月12日 )
@ 最終更新 : 令和六年法律第四十七号

1項

私立学校教職員共済法(昭和二十八年法律第二百四十五号)の退職等年金給付に関する規定は、私立大学派遣検察官等には、適用しない

2項

私立大学派遣検察官等に関する私立学校教職員共済法の規定の適用については、

同法第二十七条第一項中
「掛金 及び加入者保険料(厚生年金保険法(昭和二十九年法律第百十五号)第八十二条第一項の規定により加入者たる被保険者 及び当該被保険者を使用する学校法人等が負担する厚生年金保険の保険料をいう。次項において同じ。)」とあり、同条第二項中「掛金 及び加入者保険料(以下「掛金等」という。)」とあり、並びに同法第二十八条第二項、第三項、第五項 及び第六項、第二十九条第一項、第二十九条の二、第三十条第一項 及び第三項から第六項まで、第三十一条第一項、第三十二条、第三十三条 並びに第三十四条第三項中
「掛金等」とあるのは
「掛金」と、

同法第二十九条第二項中
「及び厚生年金保険法による標準報酬月額に係る掛金等」とあり、
及び同条第三項中
「及び厚生年金保険法による標準賞与額に係る掛金等」とあるのは
「に係る掛金」と

する。

3項

私立大学派遣検察官等のうち第十三条第二項ただし書の規定による給与の支給を受ける者に関する私立学校教職員共済法の規定の適用については、

同法第二十一条第一項中
「準ずるもの」とあるのは
「準ずるもの(法科大学院への裁判官 及び検察官 その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律(平成十五年法律第四十号)第十三条第二項ただし書の規定により国から支給される給与であつて共済規程で定めるもの(次条において「私立大学派遣検察官等に対する国の給与」という。)を含む。)」と、

同法第二十二条第五項 及び第十項中
「報酬の総額」とあるのは
「報酬(当該期間における私立大学派遣検察官等に対する国の給与を含む。)の総額」と、

同法第二十八条第一項中
「及び」とあるのは
「並びに」と、

「学校法人等」とあるのは
「学校法人等 及び国」と、

同条第三項 及び第六項中
「当該学校法人等」とあるのは
「当該学校法人等 及び国」と、

同法第二十九条第一項から第三項までの規定中
「学校法人等」とあるのは
「学校法人等 及び国」と

する。

4項

前項の場合において学校法人等 及び国が同項の規定により読み替えられた私立学校教職員共済法第二十八条第一項の規定により負担すべき掛金の額 その他必要な事項は、政令で定める。