温泉法

# 昭和二十三年法律第百二十五号 #

第四条 # 許可の基準

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

都道府県知事は、前条第一項の許可の申請があつたときは、当該申請が次の各号いずれかに該当する場合を除き同項許可をしなければならない。

一 号
当該申請に係る掘削が温泉のゆう出量、温度 又は成分に影響を及ぼすと認めるとき。
二 号
当該申請に係る掘削のための施設の位置、構造 及び設備 並びに当該掘削の方法が掘削に伴い発生する可燃性天然ガスによる災害の防止に関する環境省令で定める技術上の基準に適合しないものであると認めるとき。
三 号

前二号に掲げるもののほか、当該申請に係る掘削が公益を害するおそれがあると認めるとき。

四 号

申請者がこの法律の規定により罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又はその執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者であるとき。

五 号

申請者が第九条第一項第三号 及び第四号に係る部分に限る)の規定により前条第一項の許可を取り消され、その取消しの日から二年を経過しない者であるとき。

六 号

申請者が法人である場合において、その役員が前二号いずれかに該当する者であるとき。

2項

都道府県知事は、前条第一項の許可をしないときは、遅滞なく、その旨 及び その理由を申請者に書面により通知しなければならない。

3項

前条第一項の許可には、温泉の保護、可燃性天然ガスによる災害の防止 その他公益上必要な条件を付し、及びこれを変更することができる。