特定秘密の保護に関する法律施行令

# 平成二十六年政令第三百三十六号 #
略称 : 特定秘密法施行令  特定秘密保護法施行令 

第七条 # 指定の有効期間の満了に伴う措置

@ 施行日 : 令和六年六月一日 ( 2024年 6月1日 )
@ 最終更新 : 令和六年政令第百九十五号

1項

行政機関の長は、指定をした場合において、その有効期間(延長された場合にあっては、延長後の有効期間。以下同じ。)が満了したときは、次に掲げる措置を講ずるものとする。

一 号

当該指定に係る旧特定秘密文書等(特定秘密であった情報を記録する文書、図画、電磁的記録 若しくは物件 又は当該情報を化体する物件をいう。以下同じ。)について、特定秘密表示の抹消(電磁的記録にあっては、当該電磁的記録のうち当該情報を記録する部分を電子計算機の映像面上において視覚により認識することができる状態にしたときに、の「特定秘密」の文字 及び枠を認識することができないようにすることを含む。以下同じ。)をした上で、指定有効期間満了表示をすること。

二 号

次に掲げる者に対し、当該指定の有効期間が満了した旨を記載した書面の交付により当該事項を通知すること。

当該指定について 又は 若しくはの規定による通知を受けた者

又は後段の規定により当該行政機関の長から当該指定に係る特定秘密の提供を受けた者

三 号

特定秘密指定管理簿に当該指定の有効期間が満了した旨を記載し、又は記録すること。

2項

前項第一号に規定する「指定有効期間満了表示」とは、次の各号に掲げる旧特定秘密文書等の区分に応じ、当該各号に定めるところによりする指定の有効期間が満了した旨の表示(電磁的記録にあっては、当該表示の記録を含む。)をいう。

一 号

特定秘密であった情報を記録する文書 又は図画 に従い、その見やすい箇所に、印刷、押印 その他 これらに準ずる確実な方法によりすること。

二 号

特定秘密であった情報を記録する電磁的記録 当該電磁的記録のうち当該情報を記録する部分を電子計算機の映像面上において視覚により認識することができる状態にしたときに、の「特定秘密指定有効期間満了」の文字 及び枠を共に認識することができるようにすること。

三 号

特定秘密であった情報を記録し、又は化体する物件に従い、その見やすい箇所(見やすい箇所がないときは、その保管に用いる容器 又は包装の外部)に、刻印、ラベルの貼付け その他これらに準ずる確実な方法によりすること。