特許法

# 昭和三十四年法律第百二十一号 #

第百十三条 # 特許異議の申立て

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

何人も、特許掲載公報の発行の日から六月以内に限り、特許庁長官に、特許が次の各号いずれかに該当することを理由として特許異議の申立てをすることができる。


この場合において、二以上の請求項に係る特許については、請求項ごとに特許異議の申立てをすることができる。

一 号

その特許が第十七条の二第三項に規定する要件を満たしていない補正をした特許出願(外国語書面出願を除く)に対してされたこと。

二 号

その特許が第二十五条第二十九条第二十九条の二第三十二条 又は第三十九条第一項から 第四項までの規定に違反してされたこと。

三 号

その特許が条約に違反してされたこと。

四 号

その特許が第三十六条第四項第一号 又は第六項第四号除く)に規定する要件を満たしていない特許出願に対してされたこと。

五 号

外国語書面出願に係る特許の願書に添付した明細書、特許請求の範囲 又は図面に記載した事項が外国語書面に記載した事項の範囲内にないこと。