特許法

# 昭和三十四年法律第百二十一号 #

第百四十五条 # 審判における審理の方式

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

特許無効審判 及び延長登録無効審判は、口頭審理による。


ただし、審判長は、当事者 若しくは参加人の申立てにより又は職権で、書面審理によるものとすることができる。

2項

前項に規定する審判以外の審判は、書面審理による。


ただし、審判長は、当事者の申立により又は職権で、口頭審理によるものとすることができる。

3項

審判長は、第一項 又は前項ただし書の規定により口頭審理による審判をするときは、その期日 及び場所を定め、当事者 及び参加人に対し、期日の呼出しを行わなければならない。

4項

民事訴訟法第九十四条期日の呼出し)の規定は、前項の期日の呼出しに準用する。

5項

第一項 又は第二項ただし書の規定による口頭審理は、公開して行う。


ただし、公の秩序 又は善良の風俗を害するおそれがあるときは、この限りでない。

6項

審判長は、当事者 若しくは参加人の申立てにより又は職権で、経済産業省令で定めるところにより、審判官 及び審判書記官 並びに当事者 及び参加人が映像と音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができる方法によつて、第三項の期日における手続を行うことができる。

7項

第三項の期日に出頭しないで前項の手続に関与した当事者 及び参加人は、その期日に出頭したものとみなす。