理科教育振興法

# 昭和二十八年法律第百八十六号 #

第九条 # 国の補助

@ 施行日 : 平成二十九年四月一日
@ 最終更新 : 平成二十八年法律第四十七号による改正

1項

国は、公立の学校(地方独立行政法人法(平成十五年法律第百十八号)第六十八条第一項に規定する公立大学法人が設置するものを含む。次項において同じ。) 又は私立の学校の設置者が、次に掲げる設備であつて、審議会等(国家行政組織法昭和二十三年法律第百二十号第八条に規定する機関をいう。)で政令で定めるものの議を経て政令で定める基準に達していないものについて、これを当該基準にまで高めようとする場合においては、これに要する経費の二分の一を、当該学校の設置者に対し、予算の範囲内において補助する。

一 号

小学校、中学校 又は高等学校における理科教育のための設備(算数 又は数学に関する教育のための設備にあつては、標準的なものとして備えられるべき教材以外のもので、当該教育のため特に必要なものとする。

二 号

理科教育に従事する教員 又は指導者の現職教育 又は養成を行う大学が当該現職教育 又は養成のために使用する設備

2項

前項に規定するもののほか、国は、公立の学校 又は私立の学校に係る理科教育の振興のために特に必要と認められる経費の二分の一を、当該学校の設置者に対し、予算の範囲内において補助する。

3項

前二項の規定により国が私立の学校の設置者に対し補助をする場合においては、私立学校振興助成法昭和五十年法律第六十一号)第十一条から第十三条まで並びにこれらの規定に係る同法附則第二条第一項 及び第二項の規定の適用があるものとする。