売主が売買の目的である物品を買主に発送した場合において、買主がまだ代金の全額を弁済せず、かつ、到達地でその物品を受け取らない間に買主について破産手続開始の決定があったときは、売主は、その物品を取り戻すことができる。
ただし、破産管財人が代金の全額を支払ってその物品の引渡しを請求することを妨げない。
売主が売買の目的である物品を買主に発送した場合において、買主がまだ代金の全額を弁済せず、かつ、到達地でその物品を受け取らない間に買主について破産手続開始の決定があったときは、売主は、その物品を取り戻すことができる。
ただし、破産管財人が代金の全額を支払ってその物品の引渡しを請求することを妨げない。
前項の規定は、第五十三条第一項 及び第二項の規定の適用を妨げない。
第一項の規定は、物品の買入れの委託を受けた問屋がその物品を委託者に発送した場合について準用する。
この場合において、
同項中
「代金」とあるのは、
「報酬 及び費用」と
読み替えるものとする。