社会保障制度改革推進法

# 平成二十四年法律第六十四号 #

第一条 # 目的


1項

この法律は、近年の急速な少子高齢化の進展等による社会保障給付に要する費用の増大 及び生産年齢人口の減少に伴い、社会保険料に係る国民の負担が増大するとともに、国 及び地方公共団体の財政状況が社会保障制度に係る負担の増大により悪化していること等に鑑み、所得税法等の一部を改正する法律平成二十一年法律第十三号)附則第百四条の規定の趣旨を踏まえて安定した財源を確保しつつ受益と負担の均衡がとれた持続可能な社会保障制度の確立を図るため、社会保障制度改革について、その基本的な考え方 その他の基本となる事項を定めるとともに、社会保障制度改革国民会議を設置すること等により、これを総合的かつ集中的に推進することを目的とする。