社会資本整備重点計画法

# 平成十五年法律第二十号 #

第三条 # 社会資本整備重点計画の基本理念


1項

社会資本整備重点計画(以下「重点計画」という。)は、これに基づき社会資本整備事業を重点的、効果的かつ効率的に実施することにより、国際競争力の強化等による経済社会の活力の向上 及び持続的発展、豊かな国民生活の実現 及び その安全の確保、環境の保全(良好な環境の創出を含む。以下同じ。)並びに自立的で個性豊かな地域社会の形成が図られるべきことを基本理念として定めるものとする。

2項

重点計画は、社会資本整備事業の実施に関し、地方公共団体の自主性 及び自立性を尊重しつつ、 適切な役割分担の下に国の責務が十分に果たされることとなるよう定めるものとする。

3項

重点計画は、民間事業者の能力の活用 及び財政資金の効率的使用に配慮しつつ、 社会資本の整備状況 その他の地域の特性に応じた社会資本整備事業が実施されるよう定めるものとする。