税制改革法

# 昭和六十三年法律第百七号 #

第四条 # 今次の税制改革の方針


1項

今次の税制改革は、 所得課税において税負担の公平の確保を図るための措置を講ずるとともに、税体系全体として税負担の公平に資するため、所得課税を軽減し、 消費に広く薄く負担を求め、資産に対する負担を適正化すること等により、 国民が公平感をもつて納税し得る税体系の構築を目指して行われるものとする。

2項

今次の税制改革は、全体として税負担の軽減を図るとともに、国 及び地方公共団体の財政運営に基本的に影響を与えることのないよう配慮して行われるものとする。