法第十条第一項の規定により判定を行った医師が作成する記録には、当該医師が次の各号に掲げる事項を記載し、記名押印 又は署名しなければならない。
判定を受けた者の住所、氏名、性別 及び生年月日
判定を行った日時 並びに判定が行われた医療機関の所在地 及び名称
判定を行った医師の住所(その医師が医療機関に勤務する医師であるときは、その住所 又は当該医療機関の所在地 及び名称)及び氏名
判定を受けた者の原疾患
判定を受けた者が第二条第一項各号のいずれの者にも該当しなかった旨
判定を受けた者の第二条第二項に規定する確認の時点における体温、血圧 及び心拍数
判定を受けた者について第二条第二項各号に掲げる状態が確認された旨 及び当該確認がされた日時 並びに当該確認の時点において自発運動、除脳硬直、除皮質硬直 又はけいれんが認められなかった旨
第二条第四項の確認の結果
第二条第五項の確認を行った場合においては、その結果
判定を受けた者が生存中に臓器を提供する意思(臓器を、臓器の機能に障害がある者に対し臓器の機能の回復 又は付与を目的として行われる臓器の移植術(以下「移植術」という。)に使用されるために提供する意思をいう。以下 この条 及び次条において同じ。)を書面により表示していた場合であり、かつ、当該者が判定に従う意思がないことを表示していた場合以外の場合においては、その旨 並びにその旨の告知を受けたその者の家族が当該判定を拒まない旨 並びに当該家族の住所、氏名 及び判定を受けた者との続柄 又は判定を受けた者に家族がないときは、その旨
判定を受けた者が生存中に臓器を提供する意思を書面により表示していた場合 及び当該意思がないことを表示していた場合以外の場合であり、かつ、当該者が判定に従う意思がないことを表示していた場合以外の場合においては、その旨 並びにその者の家族が当該判定を行うことを書面により承諾している旨 並びに当該家族の住所、氏名 及び判定を受けた者との続柄
判定を受けた者が生存中に親族に対し臓器を優先的に提供する意思を書面により表示していたときは、その旨
前各号に掲げるもののほか、判定を行った医師が特に必要と認めた事項