自衛隊法

# 昭和二十九年法律第百六十五号 #

第四十五条の二 # 自衛官への定年退職者等の再任用

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十四号による改正

1項

任命権者は、前条第一項の規定により退職した者 又は同条第三項 若しくは第四項の規定により勤務した後 退職した者を、従前の勤務実績等に基づく選考により、一年任期の末日がその者が年齢六十年に達する日前となる場合にあつては、三年)を超えない範囲内で任期を定め、教育、研究、補給 その他防衛大臣の定める業務を行うことを職務とする常時勤務を要する官職に引き続いて採用することができる。

2項

前項の任期 又はこの項の規定により更新された任期は、政令で定めるところにより、前項に定める期間を超えない範囲内で更新することができる。

3項

前二項の規定による任期については、その末日は、その者が年齢六十五年に達する日以前でなければならない。

4項

防衛大臣は、第一項の規定により採用された自衛官がその任期が満了したことにより退職することが自衛隊の任務の遂行に重大な支障を及ぼすと認めるときは、当該自衛官が第七十六条第一項の規定による防衛出動を命ぜられている場合にあつては一年以内の期間を限り、その他の場合にあつては六月以内の期間を限り、任期を延長することができる。