航空法

# 昭和二十七年法律第二百三十一号 #

第五十六条 # 空港法第四条第一項第一号から第五号までに掲げる空港等の特例

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第六十三号

1項

国土交通大臣は、空港法第四条第一項第一号から第五号までに掲げる空港 並びに同項第六号に掲げる空港 及び同法第五条第一項に規定する地方管理空港のうち政令で定める空港について、延長進入表面、円錐表面 又は外側水平表面を指定することができる。

2項

延長進入表面は、進入表面を含む平面のうち、進入表面の外側底辺、進入表面の斜辺の外側上方への延長線 及び当該底辺に平行な直線でその進入表面の内側底辺からの水平距離が一万五千メートルであるものにより囲まれる部分とする。

3項

円錐表面は、水平表面の外縁に接続し、且つ、空港の標点を含む鉛直面との交線が水平面に対し外側上方へ五十分の一以上で国土交通省令で定める勾配を有する円錐面であつて、その投影面が当該標点を中心として一万六千五百メートル以下で国土交通省令で定める長さの半径で水平に描いた円周で囲まれるもののうち、航空機の離陸 及び着陸の安全を確保するために必要な部分とする。

4項

外側水平表面は、前項の円錐面の上縁を含む水平面であつて、その投影面が空港の標点を中心として二万四千メートル以下で国土交通省令で定める長さの半径で水平に描いた円周で囲まれるもの(投影面が水平表面 又は円錐表面の投影面と一致する部分を除く)のうち、航空機の離陸 及び着陸の安全を確保するために必要な部分とする。