航空法

# 昭和二十七年法律第二百三十一号 #

第百二十条の二 # 外国人等の取得した株式の取扱い

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第六十三号

1項

金融商品取引法昭和二十三年法律第二十五号)第二条第十六項に規定する金融商品取引所に上場されている株式 又はこれに準ずるものとして国土交通省令で定める株式を発行している会社である本邦航空運送事業者 及びその持株会社等は、その株式を取得した第四条第一項第一号から第三号までに掲げる者(以下「外国人等」という。)から、その氏名 及び住所を株主名簿に記載し、又は記録することの請求を受けた場合において、その請求に応ずることにより同項第四号に該当することとなるときは、その氏名 及び住所を株主名簿に記載し、又は記録することを拒むことができる。

2項

前項の本邦航空運送事業者 及びその持株会社等は、社債、株式等の振替に関する法律平成十三年法律第七十五号)第百五十一条第一項 又は第八項の規定による通知に係る株主のうちの外国人等が有する株式のすべてについて同法第百五十二条第一項の規定により株主名簿に記載し、又は記録することとした場合に第四条第一項第四号に該当することとなるときは、同法第百五十二条第一項の規定にかかわらず第四条第一項第四号に該当することとならないように当該株式の一部に限つて株主名簿に記載し、又は記録する方法として国土交通省令で定める方法に従い、株主名簿に記載し、又は記録することができる。

3項

第一項の本邦航空運送事業者 及びその持株会社等は、国土交通省令で定めるところにより、外国人等がその議決権に占める割合を公告しなければならない。


ただし、その割合が国土交通省令で定める割合に達しないときは、この限りでない。