資産の流動化に関する法律

# 平成十年法律第百五号 #
略称 : 資産流動化法 

第二百九十条 # 権限の委任等

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第七十九号による改正

1項

内閣総理大臣は、この法律による権限(政令で定めるものを除く)を金融庁長官に委任する。

2項

金融庁長官は、前項の規定により委任された権限のうち、次に掲げるものを証券取引等監視委員会(以下「委員会」という。)に委任する。


ただし、報告 又は資料の提出を命ずる権限は、金融庁長官が自ら行うことを妨げない。

一 号

第二百九条第二項において準用する第二百十七条第一項の規定による権限(資産対応証券の募集等の取扱いに係る取引の公正の確保に係る規定として政令で定める規定に関するものに限る

二 号

第二百八十六条第一項において準用する第二百九条第二項において準用する第二百十七条第一項の規定による権限(受益証券の募集等に係る取引の公正の確保に係る規定として政令で定める規定に関するものに限る

3項

金融庁長官は、政令で定めるところにより、第一項の規定により委任された権限(前項の規定により委員会に委任されたものを除く)のうち、第二百十七条第一項第二百九条第二項第二百八十六条第一項において準用する場合を含む。)において準用する場合を含む。)の規定によるものを委員会に委任することができる。

4項

委員会は、前項の規定により委任された権限を行使したときは、速やかに、その結果について金融庁長官に報告するものとする。

5項

金融庁長官は、政令で定めるところにより、第一項の規定により委任された権限(第二項 及び第三項の規定により委員会に委任されたものを除く)の一部を財務局長 又は財務支局長に委任することができる。

6項

委員会は、政令で定めるところにより、第二項 及び第三項の規定により委任された権限の一部を財務局長 又は財務支局長に委任することができる。

7項

前項の規定により財務局長 又は財務支局長に委任された権限に係る事務に関しては、委員会が財務局長 又は財務支局長を指揮監督する。