連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律

# 昭和二十七年法律第三百二号 #

第四条 # 著作権の存続期間に関する特例


1項

昭和十六年十二月七日に連合国 及び連合国民が有していた著作権は、著作権法に規定する当該著作権に相当する権利の存続期間に、昭和十六年十二月八日から日本国と当該連合国との間に日本国との平和条約が効力を生ずる日の前日までの期間(当該期間において連合国 及び連合国民以外の者が当該著作権を有していた期間があるときは、その期間を除く)に相当する期間を加算した期間継続する。

2項

昭和十六年十二月八日から日本国と当該連合国との間に日本国との平和条約が効力を生ずる日の前日までの期間において、連合国 又は連合国民が取得した著作権(前条の規定により有効に取得されたものとして保護される著作権を含む。)は、著作権法に規定する当該著作権に相当する権利の存続期間に、当該連合国 又は連合国民がその著作権を取得した日から日本国と当該連合国との間に日本国との平和条約が効力を生ずる日の前日までの期間(当該期間において連合国 及び連合国民以外の者が当該著作権を有していた期間があるときは、その期間を除く)に相当する期間を加算した期間継続する。