道路交通法

# 昭和三十五年法律第百五号 #
略称 : 道交法 

第八十二条 # 沿道の工作物等の危険防止措置

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第六十三号による改正

1項

警察署長は、沿道の土地に設置されている工作物等が道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく交通の妨害となるおそれがあるときは、当該工作物等の占有者等に対し、当該工作物等の除去 その他当該工作物等について道路における交通の危険を防止し、又は交通の円滑を図るため必要な措置をとることを命ずることができる。

2項

前項の場合において、当該工作物等の占有者等の氏名 及び住所を知ることができないため、これらの者に対し、前項の規定による措置をとることを命ずることができないときは、警察署長は、自ら当該措置をとることができる。


この場合において、工作物等を除去したときは、警察署長は、当該工作物等を保管しなければならない。

3項

第八十一条第三項から第十二項までの規定は、前項後段の規定による保管について準用する。