道路交通法

# 昭和三十五年法律第百五号 #
略称 : 道交法 

附 則

平成五年五月一二日法律第四三号

分類 法律
カテゴリ   警察
@ 施行日 : 令和六年五月二十四日 ( 2024年 5月24日 )
@ 最終更新 : 令和六年法律第三十四号による改正
最終編集日 : 2024年 05月25日 18時19分


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# 第一条 @ 施行期日

1項
この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

# 第二条 @ 免許等に関する経過措置

1項
この法律の施行の際 現に普通免許 又は二輪免許に係る運転免許試験に合格している者については、改正後の道路交通法(以下「新法」という。)第九十条の二の規定にかかわらず、なお従前の例による。

# 第三条

1項
この法律の施行の際 現に交付されている免許証 及びこの法律の施行の日(以下「施行日」という。)以後に更新された免許証であって当該更新に係る道路交通法第百一条第一項に規定する更新期間の初日が施行日前であるものの有効期間については、なお従前の例による。
2項
施行日から二年間は、新法第九十二条の二第一項の表の備考一の2中「継続して免許(仮免許を除く。)を受けている期間が五年以上である者であつて、自動車等の運転に関しこの法律 及びこの法律に基づく命令の規定 並びにこの法律の規定に基づく処分の遵守の状況が優良な者として政令で定める基準に適合するもの」とあるのは、「継続して免許(仮免許を除く。)を受けている期間が政令で定める期間以上である者であつて、自動車等の運転に関しこの法律 及びこの法律に基づく命令の規定 並びにこの法律の規定に基づく処分の遵守の状況が優良な者として政令で定める基準に適合するもの」とする。

# 第四条

1項
この法律の施行の際 現に改正前の道路交通法(以下「旧法」という。)第百一条第二項後段(旧法第百一条の二第三項後段、第百二条第三項 及び第百七条の四第三項において準用する場合を含む。)の規定により付されている条件は、新法第九十一条の規定により付された条件 又は新法第百七条の四第三項の規定によりされた命令とみなす。

# 第五条 @ 指定自動車教習所等に関する経過措置

1項
この法律の施行の際 現に旧法第九十九条第一項の規定による指定を受けている指定自動車教習所は、新法第九十九条第一項の規定による指定を受けた指定自動車教習所とみなす。

# 第六条

1項
この法律の施行の際 現に前条の規定により新法第九十九条第一項の規定による指定を受けた指定自動車教習所とみなされる自動車教習所(以下「旧法指定自動車教習所」という。)において旧法第九十九条第二項の規定による選任をされている技能検定員は、当該旧法指定自動車教習所において新法第九十九条の五第一項、第四項 及び第五項に規定する技能検定員の業務に従事する場合には、新法第九十九条の二第一項の規定による選任をされた技能検定員とみなす。
2項
前項の規定により新法第九十九条の二第一項の規定による選任をされた技能検定員とみなされる者(次項において「旧法技能検定員」という。)については、その者が同条第四項の規定により技能検定員資格者証の交付を受けるまでの間は、同条第二項の規定は、適用しない。
3項
旧法技能検定員に関しては、前項に規定する期間が経過するまでの間は、旧法第九十九条第八項 及び第九項の規定は、なお その効力を有する。

# 第七条

1項
この法律の施行の際 現に旧法指定自動車教習所において旧法第九十九条第一項第三号の規定による選任をされている技能指導員 又は学科指導員は、当該旧法指定自動車教習所において新法第九十九条の三第一項に規定する教習指導員の業務に従事する場合には、同項の規定による選任をされた教習指導員とみなす。
2項
前項の規定により新法第九十九条の三第一項の規定による選任をされた教習指導員とみなされる者(以下この条において「みなし教習指導員」という。)については、その者が同条第四項の規定により教習指導員資格者証の交付を受けるまでの間は、同条第二項の規定は、適用しない。
3項
旧法指定自動車教習所を管理する者は、前項に規定する期間が経過するまでの間は、みなし教習指導員のうちこの法律の施行の際 現に旧法第九十九条第一項第三号の技能指導員でなかった者に自動車の運転に関する技能の教習を行わせてはならず、又はみなし教習指導員のうちこの法律の施行の際 現に同号の学科指導員でなかった者に自動車の運転に関する知識の教習を行わせてはならない。
4項
みなし教習指導員に関しては、第二項に規定する期間が経過するまでの間は、旧法第九十九条第八項 及び第九項の規定は、なお その効力を有する。この場合において、同条第八項中「技能指導員 若しくは学科指導員」とあるのは「道路交通法の一部を改正する法律(平成五年法律第四十三号)附則第七条第二項のみなし教習指導員」と、同条第九項中「技能指導員 若しくは学科指導員」とあるのは「道路交通法の一部を改正する法律附則第七条第二項のみなし教習指導員」と読み替えるものとする。

# 第八条

1項
旧法指定自動車教習所に関する新法第九十九条の六第一項の規定の適用については、同項中「 この節の規定」とあるのは、「 この節の規定、道路交通法の一部を改正する法律(平成五年法律第四十三号)附則第七条第三項の規定 並びに同法附則第六条第三項 及び第七条第四項の規定によりなお その効力を有するものとされる同法による改正前の第九十九条第八項の規定」とする。
2項
旧法指定自動車教習所に関する新法第九十九条の七第一項の規定の適用については、同項中「指定自動車教習所が第九十九条第一項各号に掲げる基準に適合しなくなつたと認めるとき」とあるのは「指定自動車教習所が第九十九条第一項第一号、第四号 若しくは第五号に掲げる基準に適合しなくなつたと認めるとき又は指定自動車教習所に同項第二号に規定する職員(道路交通法の一部を改正する法律附則第六条第二項の旧法技能検定員を含む。)若しくは第九十九条第一項第三号に規定する職員(同法附則第七条第二項のみなし教習指導員を含む。)が置かれなくなつたと認めるとき」と、「当該指定自動車教習所を同項各号に掲げる基準に適合させるため」とあるのは「当該指定自動車教習所を同項第一号、第四号 若しくは第五号に掲げる基準に適合させるため又は当該指定自動車教習所にこれらの職員を置くため」とする。
3項
旧法指定自動車教習所に関する新法第九十九条の七第二項の規定の適用については、同項中「 この節の規定」とあるのは、「 この節の規定 及び道路交通法の一部を改正する法律附則第七条第三項の規定」とする。
4項
旧法指定自動車教習所に関する新法第百条第一項の規定の適用については、同項中「第九十九条の三第三項」とあるのは「第九十九条の三第三項 若しくは道路交通法の一部を改正する法律附則第七条第三項」と、「前条の規定による命令」とあるのは「前条の規定による命令 若しくは同法附則第六条第三項 若しくは第七条第四項の規定によりなお その効力を有するものとされる同法による改正前の第九十九条第八項の規定による命令」とする。

# 第九条

1項
旧法第九十九条第五項に規定する自動車の運転に関する技能 及び知識の教習を終了した者は、新法第九十九条の五第一項に規定する自動車の運転に関する技能 及び知識の教習を終了した者とみなす。
2項
旧法第九十九条第五項の技能検定は、新法第九十九条の五第一項の技能検定とみなす。
3項
旧法第九十九条第六項の規定により発行された卒業証明書 又は修了証明書は、新法第九十九条の五第五項の規定により発行された卒業証明書 又は修了証明書とみなす。

# 第十条

1項
附則第五条から前条までに規定するもののほか、旧法第九十九条 又はこれに基づく命令の規定によりした処分、手続 その他の行為は、新法中相当する規定がある場合には、新法の相当規定によりしたものとみなす。

# 第十一条 @ 罰則等に関する経過措置

1項
この法律の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。

# 第十二条

1項
この法律の施行前にした行為については、新法第百二十五条 及び別表の規定にかかわらず、なお従前の例による。