道路法

# 昭和二十七年法律第百八十号 #

第三十七条 # 道路の占用の禁止又は制限区域等

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十四号による改正

1項

道路管理者は、次に掲げる場合においては、第三十三条第三十五条 及び前条第二項の規定にかかわらず、区域を指定して道路(第二号に掲げる場合にあつては、歩道の部分に限る)の占用を禁止し、又は制限することができる。

一 号

交通が著しくふくそうする道路 又は幅員が著しく狭い道路について車両の能率的な運行を図るために特に必要があると認める場合

二 号

幅員が著しく狭い歩道の部分について歩行者の安全かつ円滑な通行を図るために特に必要があると認める場合

三 号

災害が発生した場合における被害の拡大を防止するために特に必要があると認める場合

2項

道路管理者は、前項の規定により道路の占用を禁止し、又は制限する区域を指定しようとする場合においては、あらかじめ当該地域を管轄する警察署長に、当該道路の占用を禁止し、又は制限しようとする理由 及び区域について協議しなければならない。


当該道路の占用の禁止 又は制限の区域の指定を解除しようとする場合においても、同様とする。

3項

道路管理者は、前二項の規定に基いて道路の占用を禁止し、又は制限する区域を指定しようとする場合においては、あらかじめその旨を公示しなければならない。