郵便法

# 昭和二十二年法律第百六十五号 #

第四条 # 事業の独占

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

会社以外の者は、何人も、郵便の業務を業とし、また、会社の行う郵便の業務に従事する場合を除いて、郵便の業務に従事してはならない。


ただし、会社が、契約により会社のため郵便の業務の一部を委託することを妨げない。

○2項

会社(契約により会社から郵便の業務の一部の委託を受けた者を含む。以外の者は、何人も、他人の信書(特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書をいう。以下同じ。)の送達を業としてはならない。


二以上の人 又は法人に雇用され、これらの人 又は法人の信書の送達を継続して行う者は、他人の信書の送達を業とする者とみなす。

○3項

運送営業者、その代表者 又はその代理人 その他の従業者は、その運送方法により他人のために信書の送達をしてはならない。


ただし、貨物に添付する無封の添え状 又は送り状は、この限りでない。

○4項

何人も、第二項の規定に違反して信書の送達を業とする者に信書の送達を委託し、又は前項に掲げる者に信書(同項ただし書に掲げるものを除く)の送達を委託してはならない。